2017年12月3日日曜日

はらくちい通信![yoyo No.11] ~「まめっこクラブ」さん~

今回はふれあいセンターを拠点に味噌作りに励む「まめっこクラブ」さんにご登場いただきます。11月終わりの現在、まめっこさんは活動の真っ盛り。共同作業の合間にお時間いただき、大島千代さんにお話を伺いました。
ご実家で常にお母様の手作り味噌に親しんでいた千代さん。お母様から受け継いだ早川の味を次世代に引き継ぐべく、平成13年に20名程の消費者メンバーとともに、まめっこの前身である味噌作りチームを立ち上げました。
はじめの2年ほどは下早川の磯貝さんの作業場で作っていましたが、その後ふれあいセンターに移動。回転釜などの設備も整え、「まめっこクラブ」が発足しました。メンバー自身のもの、保育園や小学校、一般市民の体験を数々受け入れ、現在では「11月末現在で、もう大豆360k分」以上もの味噌を仕込んでいます。

まめっこ味噌のこだわりのひとつは、てづくりの麹。米どころならでは、みなさんがご自身で作っている米を持ち寄り、蒸し、麹菌を混ぜて、保温と転地返しを丁寧にしながら、三日間かけて麹の花を咲かせます。出来上がっている麹を購入するよりも経済的な上、味も格別。また豆は早川産、上越産を中心とした県産。はじめは早川産だけでまかなえたそうですが、最近は減反政策もなくなり、収量が減り、確保が難しいそうです。こちらも、時間をかけて火入れをするなど、手抜きは許しません。

「添加物の入っていない自然の味を、皆さんに食べてもらいたいと思って頑張っとるわ。」

まめっこさんのお手伝いの際、楽しみなのはごはんの時間。具沢山のお味噌汁に、みなさんの持ち寄るおかず、お母さんたちの生活の知恵がギュッと詰まった会話に、笑いがこぼれます。
寒い時期に心温まる、まめっこさんの味噌作りに、皆さんも参加してみてはいかがでしょうか。
(yoyo.= 地域おこし協力隊)

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