2017年12月8日金曜日

早川谷「寿」プロジェクトレター ~フィールドトリップ取材~ (KOTOBUKI Project) [No.11]

親愛なる読者 様
早川谷に雪が降りました。私の住むスイスは、上早川程雪は降りません。寒さはたいへん厳しいです。
雪の季節の上早川は、私の故郷と同じくらい美しく、私は大好きです。
今回は、大変楽しい経験となったライスボール祭りと、来年からの早川谷フィールドトリップ(体験学習ツアー)のための訪問、まめっこクラブさんのみそ作り体験と猪又酒造さんのお話しをさせていただきます。

11月11日(土)のライスボール祭りは、私の大切な友人二人と一緒に途中から参加しました。「誰が辛いおにぎりを食べたか」を当てるゲームや神経衰弱。おにぎりの食べ方一つにも文化の違いを経験でき、私たちにとって貴重な体験となりました。お昼の料理には、友人たちも大満足で、上早川の食材、料理は世界に通じることをあらためて実感しました。


11月25日(土)は実地体験学習ツアーのための題材さがしです。午前中のみそ加工体験はとても楽しかったです。これは外国人の観光としても非常に魅力的だと感じました。そのあとの(これまた)お昼ご飯の美味しさ!郷土料理のこの味わいは是非世界に紹介していくべき文化だと思います。


午後からは、早川谷冬のツアー候補である「お酒」。猪又酒造さんを訪れました。4代目のご主人からのお話しは、猪又酒造さんが早川谷の宝だと強く思いました。時代の流れに流されず、しっかりと「質」にこだわり、お米も早川産、水は月不見の池の源泉、素材にも製法も大切にしています(ここで紹介しきれないのが残念です)。
お酒をつくる場所、酒蔵の見学は最初断られました。江戸時代からの道具や場所の古さにがっかりされると思ったからでした。お話しの後、なんとかお願いしてみせていただいき「これだ!」と感じました。これこそ日本の文化、食に魅せられた外国人が感動する場所です。

来年から小規模で始めていく早川谷でのフィールドトリップ(実地体験学習ツアー)が本当に楽しみになりました。
早川谷のみなさん、まめっこクラブのみなさん、猪又酒造さん、ありがとうございます。
(ミュラー)

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